那須烏山市「山あげ祭」後継者不足が悩みどころ 栃木県の話題

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四百五十年以上の歴史を誇り、今秋にも全国の祭事三十三件の一つとして国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される見通しの那須烏山市の「山あげ祭」が、岐路に立たされている。地元では誘客への期待が膨らむ一方、人口減による担い手不足で、存続を心配する声も根強い。伝統を重んじつつ、時代に合わせて文化を受け継ごうと、模索が始まっている。 (大野暢子)

 祭は毎年七月に三日間かけて行われ、市中心部の道路約百メートルを舞台に上演される野外歌舞伎が目玉。地元産の烏山和紙で作った高さ約十メートルの舞台背景「山」を駆使し、住民が本格的な歌舞伎の舞台を披露する。

 若衆が一斉に山を立ち上げ、場面に合わせて向きを変える時の迫力や、六つの町の勇壮な山車も有名で、開催される七月下旬の三日間には約八万人が訪れる。

 一九七九年に国重要無形民俗文化財に指定され、二〇一五年には政府が「山・鉾(ほこ)・屋台行事」として、ユネスコの無形文化遺産候補に申請。県内ではほかに、鹿沼市で受け継がれている屋台行事とともに、十一月にも登録されると期待が集まっている。

 歌舞伎の準備や上演の中心となる「当番町」は、六町が毎年持ち回りで担う決まり。当番町には、若い男性を中心とした総勢百人以上の人手が必要になる。

 しかし、来年の当番町を務める仲町(なかまち)は担い手が減り、町が集めた人だけでは役割を果たすことが困難に。このため、祭を支える住民組織「山あげ保存会」が、初めて担い手の一般募集を始めた。性別や年齢は問わず、地元との面談を通し、双方が望む形で運営に関わってもらう。

 保存会事務局の担当者は「市街地の商店が年々減り、若い人が遠くに働きに出るようになると、担い手は減りがちになる」とし、「行事を後世に伝えるため、必要な改革はしていかなければいかない」と語った。

 那須烏山市は、ユネスコの遺産登録を見越し、祭の歴史を伝える観光施設「山あげ会館」を十一月までに改修することを決定。今は行事を紹介するミニチュア模型や山車のみの展示だが、改修後は、実物の山や舞台装置を使って歌舞伎を実演し、本番の臨場感を観光客に味わってもらう。

 大谷範雄市長は記者会見で、「名実ともに日本一の野外歌舞伎を守り続けるため、年間通して外国人を含む多くの観光客を呼び込みたい」と意気込んだ。

東京新聞

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