法隆寺地域の仏教建造物

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世界遺産登録名称:法隆寺地域の仏教建造物

場所:奈良県 生駒郡 斑鳩町

登録年:1993年

登録種別:文化遺産

奈良盆地の北西部、田園風景が広がる班鳩の里にある法隆寺は、仏教を厚く敬った聖徳太子により創建され、同じく太子の遺命で創建された法隆寺とともに、1993年、日本の寺院で初めて世界遺産に登録されました。

世界遺産に登録されているのは、法隆寺の建造物47棟と、法起寺の三重塔を合わせた48棟となっています。
これらの仏教建築物は、日本の仏教興隆の歴史や、また日本と中国の文化交流の歴史の証でもあります。

登録理由としては、

(1) 法隆寺の建造物群が、木造建築としての構造・配置両観点から傑作であることが、登録基準のひとつである「人類の創造的才能を表現する傑作」に該当していること。

(2) 同建造物群が仏教伝来直後の仏教建築物であり、日本の宗教建築に深い影響を及ぼしたことが、登録理由のひとつである「ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの」に該当していること。

(3) 同建築物群は、中国文化への順応、日本の寺院建築の配置、さらに結果的に日本独特の様式を確立した代表的な例であることが、登録基準のひとつ「人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例」に該当すること。

(4) 日本への仏教の流入、および聖徳太子の仏教奨励が、同地域への仏教の浸透に際立った特徴を示していることが、登録基準のひとつである「顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)」に該当していること。があげられます。

法隆寺をはじめとするこの地域の仏教建築物は聖徳太子と縁が深く、中国の六朝時代の建築の影響を多大に受けています。
特に、法隆寺の西院伽藍は、細部の意匠も芸術的に高く評価されていますが、建築年代においても現存する世界最古の木造建築として国際的にも有名です。世界遺産登録に際しては、これらの点も高く評価されました。

約1400年の歴史を誇る、法隆寺の伽藍の中枢をなす金堂や五重塔ですが、これらと同時期の木造建造物は、日本に仏教をもたらした現在の中国や朝鮮半島にも残っていません。名実ともにオンリーワンの世界的至宝と言えます。

日本には昔から檜を使った木の文化がありました。檜には材木にしてから2000年くらいかけて強くなり、1000年くらいかけて弱くなっていくという不思議な性質があるといいます。
そのほとんどを檜で建てられた法隆寺だからこそ、使用されている材木の65%が創建時、つまり飛鳥時代のもののまま現在まで残っているのかもしれません。

また、それまでの世界遺産は、欧州の石造文化の遺構が多かったのですが、法隆寺のような木造建築物が登録されたことにより、痛んだ部材を交換しながら建築当時の姿を維持するという、日本の「木の文化」を世界に知らしめることとなりました。

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