厳島神社(宮島)

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世界遺産登録名称:厳島神社

場所:広島県 廿日市市

登録年:1996年

登録種別:文化遺産

広島湾に浮かぶ厳島(いつくしま)は、日本三景の一つでもあり、「安芸(あき)の宮島」とも呼ばれています。
古くから島自体を神として信仰の対象とされており、推古天皇の時代に創建された厳島神社は、その後の平安時代に平清盛により
壮麗な寝殿造りの社殿が造営されました。潮が満ちれば海に浮かぶように見える丹塗りの社殿が、神聖な弥山原始林を背景に
まるで竜宮城のように美しく映えています。

世界遺産に登録されているのは、厳島神社の建造物群と背後の弥山を含む森林区域で、緩衝地帯は島全域となっています。
社殿が海にせり出すように築かれたのは、「神をいつきまつる島」として崇められていた神聖な土地に直接建てるのを
避けたためだと言われています。鎌倉時代からは宮島全体が神社地として保護され、農耕が禁じられてきたことから、
現在に至るまで当時のままの姿を保存することができたといえます。

登録理由としては、

(1)厳島神社の社殿群の構成は、平安時代の寝殿造の様式を取り入れた優れた建築景観をなしている。また、海上に立地し、
背景の山と一体となっている景観は他に類がなく、平清盛の卓越した発想によるものであり、平安時代の代表的な資産の
ひとつであるところが、登録基準のひとつである「人類の創造的才能を表現する傑作」に該当していること。

(2)厳島神社の社殿群は、自然を崇拝して山などを御神体として祀り、遥拝所をその麓に設置した日本における社殿建築の
発展の一般的な形式のひとつであり、その後の日本人の美意識の一基準となった作品であり、日本に現存する社殿群の中でも
唯一無二のものである。このように日本人の精神文化を理解する上で重要な資産となっているところが、登録基準のひとつ
「ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、
人類の価値の重要な交流を示すもの。」に該当していること。

(3)厳島神社の社殿群は平安時代から鎌倉時代にかけての様式を現在まで継承し、自然崇拝から発展した周囲の景観と一体をなす
古い形態の社殿群を知る上で重要な見本であるところが、登録基準のひとつ、「人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、
建築物群、技術の集積または景観の優れた例」に該当していること。

(4)厳島神社は、日本の風土に根ざした宗教である神道の施設であり、仏教との混交と分離の歴史を示す文化資産として、
日本の宗教的空間の特質を理解する上で重要な根拠となるものであるということが、登録基準のひとつ、「顕著で普遍的な
意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの
(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)」に該当していること。

が挙げられます。

厳島神社は、弥山を中心に深々とした緑に覆われた原生林を背景として、海上に鮮やかな朱塗りの本社本殿・大鳥居等の社殿群を展開するという、
世界でも例のない非常にダイナミックで独創的な建築美を作り出しています。
また、建造物群のうち、13世紀に建造された本社幣殿、拝殿、祓殿、摂社客神社の本殿、幣殿、拝殿、祓殿は、各々造営当時の様式をよく残していて、
日本に現存する社殿建築の中でも、鎌倉時代に建築された数少ない建造物となっています。
そして度重なる再建にもかかわらず、平安時代創建当初の面影を現在にまでしっかりと伝えています。

また神社の背景にある弥山そのものがご神体とされてきたため、手つかずの原生林が残っています。山頂付近には弘法大師が開いたという
弥山本堂(求聞持塔)、霊火堂などが建立されています。

厳島神社は、日本独自の文化を伝える優れた建築であり、島全体が文化的景観を成している点を高く評価されました。
登録された遺産のうち、厳島神社の本社本殿・弊殿・拝殿等17棟・大鳥居・五重塔・多宝塔3基からなる建造物群は、
6棟が国宝、11棟・3基が重要文化財に指定されています。

 

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